表面に独自の規則性を持った微小突起形状を有する金属ローラ。
用紙搬送時に必要な条件である、定位置・定速・すべりの無い確実な反復搬送を実現する高精度紙送りローラです。
材質はばね性・耐摩耗性を有し、接触面圧による突起の変形は無く、アルミニウム芯金など軽量素材との組み合わせにより、本体軽量化を図れます。
搬送物は紙(印画紙・合成紙など)・プラスチックフィルム・布など様々なものに対応できます。
【製品サイズ】 ・ローラ径: 4~60mm ・全 長: 5~3500mm |
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【突起サイズ】 ・突起径: φ20~65μm ・突起高さ: 40 ~ 150μm ・配列ピッチ: 0.26 ~1.0mm ・配列角度: 24°~ 45° |
表面処理
微小突起の耐摩耗性の向上を目的とした表面改質処理を種々施しております。
・無処理 ・軟窒化処理 |
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・TiN 処理 | |
・無電解Ni-P めっき処理 |
従来から回転運動を直線運動に変換する駆動方式には、
①スプロケット ②ワイヤロープ ③タイミングベルト方式などが用いられていますが、それぞれ問題点があります。
当社が実用化した「高摩擦力ベルトプーリ送り方式」とは、ベルト材質に平坦性とばね性に優れているTA ステンレス鋼に限定し、プーリの表面に金属酸化物を溶射し摩擦力を付与した、高速かつすべりの無い駆動方式です。
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