電子部品の接続、支持ピン、リード線などには強度・電気誘導・曲げ、つぶし性を備えた、真直な線材が求められます。
当社はこれらの条件を満たすため、加工法としてワイヤーテンションアニーリング(WTA)法を採用しております。
ガラス封入型リードスイッチのリード片はFe-Ni:52% の真直な線を一部つぶし加工したものが用いられています。 ここで求められる線材の特性は、真直性・つぶし加工性・磁気特性・めっき密着性・ガラスの線熱膨張係数との近似、そして表面きずが無いものです。安定した技術力が寸法精度を支えます。 (線径)0.25 ~ 0.8mm |
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リードスイッチ用52 合金線 (Fe-Ni :52%) |
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ダイス引抜き加工・ローラダイス加工により、多様な形状加工が可能です。用途としてコネクタ端子やコイルバネがあります。 極細線では、対角長さ40
μ m の角線加工の実績があります。 通常、断面が円形の線材を角形に加工することにより、部品への接触面積が拡大し、製品の接触信頼性が向上。その結果、 電子機器やコネクタ製品などの小型化に貢献しています。 (線径) 微小角線:0.04 ~ 0.1mm コネクタ用角線:0.3 ~ 1.0mm |
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異形線加工 (りん青銅・黄銅・ステンレス鋼) |